温熱環境はリフォームで改善できます
日本の住宅の温熱環境は欧米と比べると、かなり低いと言わざるを得ません。夏暑い、冬寒い住宅が当たり前のようにたくさん存在しております。最近の新築住宅はかなり改善されて来ておりますが欧米と比べるとまだ一般的な住宅の温熱環境は低いレベルにあります。
築20年以上の住宅は、冬の底冷え、夏の暑さは古い家だから当然そうお考えではないでしょうか?かつての日本の住宅づくりは雨露をしのぐものが目的であり、外気温の影響を断ち切る、「断熱」という概念が薄かったため、屋外と室内の温度があまり変わらないことがあたりまえだったのです。しかし、冬に寒く、夏に暑い住まいは辛く不快なだけでなく、循環器や呼吸器などの疾病に影響を与えることが近年の研究でわかってきました。特に、冬の浴室などで倒れるなどの事故は、室内の大きな温度差が原因といわれています。
築年数の古い住宅は、長い時間を過ごすLDK、浴室・洗面脱衣室・トイレ等はしっかりとした断熱リフォームを行なって温熱環境をリフォームすることが必要だと弊社は考えております。
リフォームは修繕や使い勝手の改善のだけでなく、温熱環境や耐震性能の向上も目的とします。元来、断熱・気密性能に対して意識が薄かった日本家屋を温熱環境リフォームすることにより、冬の寒さ、夏の暑さに対する住み心地を劇的に改善します。
最も効果がある断熱リフィーム 窓サッシ
内窓サッシをつける
(1窓あたり施工時間約60分)
今ある窓はそのまま内窓をつけるいまある窓の内側にもう一つ窓をつけて二重窓に。高い断熱・防音効果を発揮します。
壁をこわさず窓を交換する
(1窓あたり施工時間約2時間〜半日)
いまある窓枠の上から新しい窓をかぶせる工法。壁を壊さずに室内側からかんたんに施工できます。
内窓サッシをつける
(1窓あたり施工時間約30分〜60分)
いまある窓はそのまま、ガラスだけ取替えて断熱性や遮熱性を高めることができます。お手軽リフォーム。
床の断熱材の性能を向上させるリフォーム
床下から大引きや根太間にマット状やボード状の断熱材を施工します。床に断熱材を施工することによって、床下からの冷気の侵入を抑え、底冷えを防止します。
グラスウール断熱材を用いた施工例
押出法ポリスチレンフォーム保温板を用いた施工例
床下から断熱材を吹付け施工します
床下から床材の下面側に断熱材を吹付け施工します。床に断熱材を施工することによって、床下からの冷気の侵入を抑え、底冷えを防止します。
吹付けウレタンフォームを用いた施工例
床材の改修と同時に断熱材を施工します
床仕上げ材の張り替え工事と同時に大引きや根太間に断熱材を施工します。床に断熱材を施工することによって、床下からの冷気の侵入を抑え、底冷えを防止します。
押出法ポリスチレンフォーム保温板を用いた施工例
フェノールフォーム保温板を用いた施工例
天井の断熱材の性能を向上させるリフォーム天井裏に断熱材を吹込み施工します
天井材の裏側(上側)に、小屋裏側から断熱材を吹込み施工します。天井に断熱材を施工することによって、小屋裏と室内の熱の移動を低減します。夏季は室内の火照りを抑えるとともに、冷房の効きが良くなります。天井に断熱材を施工することによって、小屋裏と室内の熱の移動を低減します。
吹き込みグラスウールを用いた施工例
天井下に断熱材を張り上げ施工します
天井の下側からボード状断熱材を張り上げ施工します。天井に断熱材を施工することによって、小屋裏と室内の熱の移動を低減します。夏季は室内の火照りを抑えるとともに、冷房の効きが良くなります。冬季は室内の熱損失を低減し、暖房の効きが良くなります。
押出法ポリスチレンフォーム保温板を用いた施工例
壁の断熱材の性能を向上させるリフォーム
充填断熱工法
【繊維系断熱材】住宅用グラスウール断熱材
【旭ファイバーグラス株式会社】
製品・工法名 | アクリアネクスト14K | EIマーク取得 | 〇 |
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製造・販売会社 | 旭ファイバーグラス株式会社 | ||
断熱材種類 | 高性能グラスウール14K | ||
推奨厚さ | 85mm、105mm(3地域以南) | ||
製品・工法概要 |
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ホームページ | http://www.afgc.co.jp/business/housing/residential/acn.shtml | ||
お問合わせ | 旭ファイバーグラス カスタマーセンター :TEL.0120-99-6388 |
製品・工法名 | アクリアウール16K | EIマーク取得 | 〇 |
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製造・販売会社 | 旭ファイバーグラス株式会社 | ||
断熱材種類 | 高性能グラスウール16K | ||
推奨厚さ | 100mmまたは105mm(3地域以南) | ||
推奨厚さ | ニチハ株式会社 |
住宅用吹付断熱
セルロースファイバー断熱材
気流止め
壁・床・天井等の隙間を塞ぐ事で、床下の冷たい空気が床と壁ボードの隙間やコンセントボックス等からの隙間風をなくすことで、床からの冷たい空気を入れなくなったとしても、温まった空気が小屋裏に逃げてしまっては意味がありません。小屋裏の隙間も同じように塞ぐことで、壁の中の空気が密閉され温まった空気がその場にとどまることで、暖房効率を上げることができるのです。
住宅用グラスウール気流止め
【マグ・イゾベール株式会社】
製品・工法名 | マグ気流止め | EIマーク取得 | |
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製造・販売会社 | マグ・イゾベール株式会社 | ||
断熱材種類 | 住宅用人造鉱物繊維断熱材 | ||
推奨厚さ | 140mm(施工時標準寸法は105mmと120mm) | ||
製品・工法概要 | グラスウールをポリエチレンフィルムに封印し、ひとつひとつ圧縮梱包した製品。圧縮していることで狭い隙間への施工が可能。施工の際にポリエチレンフィルムにカッターナイフで切れ目を入れることでグラスウールの復元作用により瞬時に膨らみ、気流を止める作用を発揮。空気抜き弁がついているので、もし空気が入っても掃除機で空気を吸い込むことで再圧縮が可能。 | ||
ホームページ | http://www.isover.co.jp/products/30.html | ||
お問合わせ | TEL:0120-941-390 FAX:0120-941-391 |