家族全員が笑顔になったバリアフリー住宅~完全共有型
Y様邸(浜松市中区上島・築22年/木造2階建て住宅)
キッチン
朝日のサンサンと降り注ぐ明るく、開放感のあるキッチンに。四角い窓がキッチンのアクセントとしてかわいくマッチしました。框組のL型キッチンはナチュラルなイメージのリビングに合わせました。 手元を隠すカウンターのダイニング側にはニッチのあるパソコンカウンターを設置。収納できる畳座は奥様のくつろぎスペースです。 断熱性、採光、採風にすぐれている勝手口ドアを採用。冬暖かく夏涼しいキッチンとなりました。
リフォームデータ
所在地 | 浜松市中区上島 |
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家族構成 | 両親+夫婦+愛犬3匹 |
施工面積 | 156.0㎡ |
費用 | 1,800万円(外構含まず) |
工期 | 2.5ヶ月 |
リフォーム箇所 | 1.2F全面リフォーム |
弊社プランニング&施工のポイント
お父様が車椅子生活になった事・子世帯家族との同居をきっかけにリフォーム。 暗く細長い廊下を通らないと生活できない動線がこの家のネックになっていました。そこで廊下をLDKや洗面スペースに取り込むことを計画。その結果それぞれが明るく広々とした空間に変わりました。洗面所が廊下を介してないので冬場の洗濯などの家事も寒さ知らずとなりました。光が降り注ぐLDは柔らかな色調に。年配のかたから若い世代まで、安らぎとくつろぎを感じていただけるよう配慮。家具は地震対策として壁面に取り付けられています。 ホールから入ると正面はキッチンですが、壁(耐力壁)があるので丸見えにならないのが主婦にとってはうれしいレイアウトに。 今後の暮らし方にイメージを膨らませながら細かな打合せを重ねた結果、全員が暮らしやすい動線のバリアフリー住宅になりました。
お客様の声
以前のような底冷えがなくなり、コタツに入りっぱなしの冬の生活と大きく変わりました。
対面キッチンにより会話が途切れなくなったことがうれしいですね。
ダイニングを書斎と兼用できるように工夫したことで、忙しい家事の合間に本を読んだりパソコンで調べ物をしたりできるのでとても便利です。椅子ではなく畳 の小上がりスペースなので気分的にもくつろげます。ホールとLDKとの開口部である引戸を開けておくことにより、家族の気配が感じられますね。
リフォームの動機・ご要望
お父様の介護・子世帯家族との同居をきっかけにリフォーム。
家全体が寒い 収納が少なく片付かない。
キッチンが孤立している。
家族がくつろぐLDKがほしい。その一角に書斎コーナーを設け、パソコンや趣味である読書が気軽できるように。
父が車椅子生活になったが、階段が障害になりでトイレ・洗面所・LDKに行くことができない。
1階に親世帯の部屋を増築したい。
地震対策。玄関が暗い。
お悩みの理由と解決方法
家全体の断熱性能が低かったので、床・壁に断熱材を充填し。すべての窓を二重サッシまたはペアガラスサッシに交換。
ホールに張り出していた階段を架け替える事により縮めた。
出入り口に三連の引戸を採用しお父様が車椅子でスムーズにいける動線を確保。建具は全て引戸としました。
地震対策としては、制震ダンパーを4箇所に埋め込みました。収納家具は全て造り付けにしました。
浴室&洗面&トイレ
LDKと廊下から入れる洗面所。介助等が今後必要になった時に十分な広さが確保できました。 ユニットバスの引戸、ひざが入る洗面カウンターは年配のお母様にとっても使い易いとよろこんでいただきました。
広くなったトイレは以前に比べ使いやすくなりました。
アームレストは跳ね上げ式なのでお掃除のじゃまになりません。
玄関ホール・廊下
階段の下半分を架け替える事によりLDK・洗面所への出入りがスムーズに。お父様単独で自由に行動できるようになりました。ホール全体が広々とした上 誰もが水廻りのスペースにスムーズに行くことが出来ます。 以前はとても暗かったのですが 広縁・階段・リビングからの窓からの光が回り込みとても明るくなりました。
広くなったトイレは以前に比べ使いやすくなりました。
アームレストは跳ね上げ式なのでお掃除のじゃまになりません。
トイレの出入口は三連の引戸を採用。引き手に大きな縦型のバーハンドルをつけ使いやすく。
外観
既存部分と違和感なく増築。 開口の十分取れる親子ドアを採用。若夫婦の好みのデザインでエントランスをまとめました。
2階子世帯スペース【トイレ】
出入口の扉を他の建具に合わせて造作。 明るい内装にこげ茶のキャビネットやカウンターでアクセントをつけました。
広縁
日差したっぷりの広縁を兼ねた十分な巾のある通路。 玄関ホールを挟んだ、西側はお父様・お母様のスペース。広縁とそれぞれの寝室が行き来できる回遊動線なので広さを感じます。
お父様のお部屋