作業小屋から家族4人の住まいに~20.5坪のリノベーション~
T様邸(浜松市西区篠原町・築42年/鉄骨平屋建て)
リノベーション前の作業小屋
お父様が始めた養鰻の仕事を引き継がれ、養鰻池に隣接して建つ作業小屋に移住することになったT様ご家族。
作業小屋は以前、ご両親が寝泊りに使用していたためキッチンやトイレお風呂も装備されていましたが、30年以上経った今、外装や内装、設備の老朽化がかなり進んでいました。
解体の様子
内部の間仕切壁や建具、天井、床と次々に解体され、大量の埃や粉塵が舞う中、
天井が剥がされ鉄骨の躯体とスレートの屋根が見えてきました。
解体後、残された鉄骨の躯体は錆止め塗料を塗り構造材として新たに蘇りました。
リフォームデータ
所在地 | 浜松市西区篠原町 |
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家族構成 | 夫婦2人+子供2人 |
施工面積 | 20.5坪(67.80㎡) |
費用 | 1200万円 |
工期 | 3ヶ月 |
リフォーム箇所 | 小屋のリノベーション |
弊社プランニング&施工のポイント
2年前の春に弊社のリフォーム見学会へ来場くださったT様ご家族、時1年を経て具体的なリフォームの計画が始まりました。プランニングから工事完成まで1年以上かけて、老朽化の進んだ作業小屋から、鉄骨の躯体だけを残して家族4人の新たな住まいにリノベーションしました。
以前の作業小屋は断熱がほとんどされておらず隙間風が通り、冬場はとても寒く床からの冷えがとてもつらかったため、断熱工事を充分に行いました。床下全面に断熱材を敷きこみ、壁と天井はグラスウールを充填しました。窓は全てペアガラスサッシを取り付け、玄関は断熱ドアを入れました。窓の断熱改修と外壁、天井の断熱施工で取得した住宅エコポイントは「即時交換」で工事の一部に利用しました。
風水を考慮しながら水廻りや窓の位置を決めました。限られたスペースを出来るだけ広く使えるよう、LDKの一角にスタディーコーナーを設け、将来子供室をつくれるようにフレキシブルな施工を行いました。白で統一した内装は、ナチュラルな家具やカラフルな小物が引き立ちます。
T様のリフォームの動機・ご要望
①外装や内装、設備が古い。
②自分たちが生活しやすく、子供たちの成長に合わせて変化できる間取りにしたい。子供が小さいうちは出来るだけ部屋を仕切らず広く使いたい。
③キッチンや窓の位置など風水(家相)を考慮したい。
④夏の暑さ、冬の隙間風や床からの冷えを解消したい。
お客様の声
キッチンに居ながら子供たちの様子をみることが出来るのでとても安心です。IHにしたキッチンで近い将来子供たちと一緒に料理するのが楽しみです。内装を白くまとめたおかげで部屋が広く感じるだけでなく手持ちの木製の家具や小物とも調和しています。断熱材やペアガラスの効果でしょうか、数日外泊して帰宅しても閉め切った暑さがあまりなく、夜は窓を開けると風通りが良く涼しいです。2年前の春にリフォーム見学会へ伺ってからじっくりと時間をかけておかげさまで納得のいくリフォームができました。
平面図before&after
寝室・子供室・スタディールーム
現在は各部屋すべてが家族共有のスペースになっていますが、お子様の成長や家族構成の変化に対応できるようフレキシブルな間取りにしました。
家族の寝室から夫婦の寝室に
まだお子様が小さいため家族揃って寝ていますが、将来は夫婦の寝室になります。押入やクローゼットと出来るだけ収納を設けました
子供室
将来ベッドや勉強机が置かれる予定の子供室ですが、現在はおもちゃでいっぱいの遊び場です。
エレクトーンやパソコンデスクが置かれたスタディーコーナーは将来子供室をつくる予定です。
浴室・洗面・トイレ・玄関
居室の広さを確保するため、各スペースを出来るだけ切り詰めました。LDK同様白で統一し、明るく清潔感のある雰囲気に。