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LDK

T様邸(掛川市・築80年/木造平屋建)
2010年11月完成

LDK

以前仕切られていた和室の居間と廊下、食堂を一つながりにして16.5帖のLDKをつくりました。床の段差をなくして水廻りや寝室への動線がスムーズに。梁の架構や天井が現しになり、開放的で味わいのある空間になりました。 昔の趣きを出来るだけ残したい…既存の造り付け収納はボロボロになった内部の板を張り替え、引出しや引戸の建てつけを調整することで再利用が可能になりました。梁や柱と共に風合いよく経年変化しています。

天井が張られ趣きが失われていました

施工前


LDKイメージパース
当初は天井高さを抑えて梁の一部だけ現しにする計画でした。


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リフォームデータ

所在地 掛川市
家族構成 お母様お一人
施工面積 124.70㎡
費用 1,750万円
工期 約4ヶ月
リフォーム箇所 減築、全体リフォーム

弊社プランニング&施工のポイント

T様邸は、長年住み継がれてきた築80年の古民家です。現在はお母様がお一人で暮らしていますが、将来息子さんご夫婦がお住まいになることも見据えてのリフォームを行いました。 以前増築リフォームしたときに、梁組みを天井で覆ってしまったため新築当時の趣が失われていました。 重厚感あるダイナミックな梁の架構を再び蘇らせるべく、低く覆われていた天井を撤去しました。既存の良質な素材や意匠を活かしながら、システムキッチンやヒノキの床材により明るい色調をプラス、新たに設けた内部の建具は柱や梁に近い濃い目の色を選びました。 お母様が農作業を終えてからくつろがれるLDKには床暖房を設置、無垢のヒノキ材はそれに対応できる材料を張りました。 リフォームした床下や外周部、天井は断熱材を充填し、開口部はペアガラスのサッシに取り替えました。 将来の負担を考慮して、1人暮らしのお母様が普段行き来するスペースは、床の段差を解消して安全な生活動線にしました。

平面図before&after

浴室&洗面&トイレ

老朽化した設備を一新、床の段差をなくして動線をスムーズに。 ペアガラスのサッシと断熱材の充填により、以前よりも寒さが解消されました。 寝室を出た通路に人感センサー付きの足元灯を設置。これで夜のトイレも安心です。

施工前

施工前

施工前

玄関ホール

天井を新築当時に復元しました。 全体の雰囲気を損なわないよう既製の玄関引戸や内部建具は慎重に選びました。 土間と上がり框の段差が30cmほどありましたが、土間タイルの床高を上げてホールとの段差を少なくしました。

施工前

外観

外壁はサイディング+トタンからガルバリウムの角波板張へ、屋根は瓦から軽量屋根材『ルーガ』に葺き替えました

施工前