化学物質過敏症対策リフォーム
M様邸（浜松市中区・築31年・マンション10階建の9階）
2018年11月完成
化学物質過敏症に悩む一人暮らしの女性(60歳代)のマンションリフォームです。 M様は、無塗装の無垢の床材・植物系自然塗料等にも過敏に反応してしまうとの事でした。 そんなM様からご相談を受けた時には既に過敏症対策のリフォームがある程度済んだ状態でした。 引き続きリフォームをするにあたり、以前からアドバイスを受けていたという足立先生とコンタクトを取りながら進めました。
■リビング・ダイニング
リビングダイニングの床には最も苦心いたしました。 既存の床にラバー付き無垢床材と遮音シートを貼り重ね、さらにケミカルバリアシートを貼り下からの化学物質を遮断いたしました。 以前家具店にお勤めされていただけあって、お手持ちの家具はどれも良いものばかり！
■キッチン
タカラホーローキッチン
シンク下部にアルミテープ貼り
壁はホーローパネル
床アルミシート下地
ウレタン塗装無垢床
改装前
■トイレ
トイレはウォシュレットのみ交換。
便器は再利用。
床・壁はホーローパネルに交換致しました。
改装前
☆その他の化学物質過敏症対策の工事
部屋の壁⇒紙deサンド・アルミ箔40μmをグルテンフリー・デンプン系接着剤、ながら糊本舗の「貼れ晴れ」を使用して貼りました。
その他張替えなかった床、無垢でない床・コルクの床・クッションフロアの床には特殊フィルムシート、タカハラノンスリップタイプを表面に貼りました。
化学物質過敏症の専門家 足立和郎先生のパハロカンパーナ自然住宅研究所より(http://pajarocampana.main.jp/）
床材・ケミカルバリアシート・アルミテープ・紙deサンド・アルミ箔40μm品を購入
リフォームデータ
| 所在地 | 浜松市中区 |
|---|---|
| 家族構成 | 大人1人 |
| 施工面積 | 55.6㎡ |
| 費用 | 410万円 |
| 工期 | 40日 |
| リフォーム箇所 | 床・壁・天井・キッチン・トイレ |
平面図before&after
■簾戸越しに見るリビング
■ドア
トイレのドア 廊下ドア