『ダイニングキッチンが暮らしと団らんの中心』の家
S様邸(浜松市南区富屋町・築31年/木造2階建て住宅)
2016年3月完成
LDK
壁で仕切られていて、大きなダイニングテーブルを置くことができなかったDKが開放感あふれる空間になりました。落ち着きのある色調でまとめられた内装。既存のドアや食器棚が不思議とリフォーム後のインテリアに溶け込んでいます。キッチンの床とテーブル周辺に床暖房を設置。居心地の良さがさらにUPしました。
【通風用小窓】
ハンドメイド風のアイアン把手で既存のドアノブとイメージを合わせました。
【ペンダントライト】
レトロモダンなペンダント照明はお部屋のアクセントに。調光調色機能/付きなのでデスクワークや食事など シーンに合わせて切り替えます。
【出窓の増設】
2連の出窓にかかる薄手のボイルカーテンが上品な空間を演出。
プランツ鮮やかさが引き立ちます。カーテンレールにもこだわりました。
【リビングTVコーナー】
ご主人様の寛ぎのスペースとして1人掛けのソファをレイアウト。
キッチン
スタイルは L型キッチン(LIXIL)+アイランドカウンター(Toclas)の組み合わせ。キッチン本体はシンクの大きさを最優先。アイランドは他メーカーですが扉カラーを本体と合わせることで解決。違いに気が付かないほどの仕上がり感でした。シンク前には横滑り窓を設置、手元の明るさが確保できました。春にはガラス越しに桜が眺められるとのことです。
施工前のキッチンにはダイニングとの間に収納家具があり、ご家族お客様とのコミュニケーションが取りにくかったようです。収納が使いづらい、などの悩みも。
コーナーに棚とハンガーパイプを設置。キッチンツールやスパイスにすぐ手が届き家事効率もUP。
キッチンの床をタイル張りにしたことでフロアーのアクセントになりました。断熱+床暖房で足元もポカポカ。
下の写真はホームステイで滞在したオーストラリア青年。腕を振るってのオーブン料理は
ごろごろ野菜のローストポークだとか。美味しそう!
リフォームデータ
所在地 | 浜松市南区富屋町 |
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家族構成 | 大人2人 |
施工面積 | 80㎡ |
費用 | 1295万円 |
工期 | 3ヶ月 |
リフォーム箇所 | LDK、寝室、収納、浴室、洗面、トイレ、階段架替え、廊下、玄関、サッシ、外壁 |
弊社プランニング&施工のポイント
S様夫妻はお子様が独立され、夫婦2人の生活を充実させたいという気持ちからリフォームを決意されました。
ご希望はLDKの間仕切り家具や壁を取り払い広く暮らしたい、北側水回りへの動線の確保、寝室の寒さ対策ということでした。
LDK/明るさと開放感をもたらす2連の出窓を設置。6人掛けのダイニングテーブルを中心にレイアウト。大きなテーブルはお客様のおもてなしのほか普段は多目的に活用できます。
アイランドカウンターを追加したことによりご家族・友人が料理や片付けに参加しやすい形となりました。また、キッチンから洗面所に直接行けるよう開口部を設け家事動線をコンパクトにまとめました。
寝室/窓の改修と断熱工事で寒さを遮断。収納は扉のあるウォークインクローゼットと通路に面したオープン収納を設置。用途によっての使い分けを考慮いたしました。
奥様のセンスある家具選びと観葉植物の彩りにより申し分のない居心地感を味わえる住まいが完成いたしました。
浴室
タイル仕様の在来工法のため寒かく、サッシからの冷気もありました。
入口に段差があり危険でした。
そこで、サッシ交換と断熱仕様のUBによりヒートショックの危険性が減りました。手摺と段差解消で安心して入れます。
洗面所
窓がなく暗い。カビが生えやすい。出入り口が狭い。キッチンと洗濯機が遠いなどのお悩みがありました。
縦滑り窓を設置。採光と通風の改善でカビの発生を抑える効果も期待。設備器具は清潔感と明るさを感じる白でまとめました。
トイレ
間口が狭く掃除がしづらく狭かったトイレ。老後を考え、引き戸+広いトイレに。お掃除のしやすさも考慮。ダークな木目に合わせモリス柄のアクセントクロスを選択。既存窓はプラマードUで外気を遮断。手摺と入口の段差解消で安全に。